霧氷の名地! 南沢山で初めての冬山登山

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こんにちは、ペンと写真(@pentoshashin)です。ついに、以前から気になっていた雪山登山をしてきました!

初めてということもあり、近所の好日山荘の店員さんにも相談し、初心者にもオススメと言われた岐阜県と長野県の境にある「南沢山」へ向かいしました。

知る人ぞ知る、霧氷の名地!南沢山

南沢山は岐阜県との県境・長野県阿智村にある1,546mの山。阿智村が定める「阿智セブンサミット」のうちの一座です。

ローカルな低山ながらも、冬になると霧氷の美しい景色を堪能できる所です。東北の蔵王山などでみられるとびきり大きい樹氷を「アイスモンスター」なんて言いますが、南沢山ではそんなアイスモンスター級の大きな樹氷が見られることからも「長野の蔵王」と表現する人もいます。

ちなみに今回の登山のきっかけは、「南沢山の山道は基本的に緩やかな登りが続くばかりで、南沢山からお隣の横川山まで行っても日帰りできるくらいの低山でありながらも景色を楽しめる山だから雪山の山行に慣れていない初心者にもお勧め」と好日山荘の店員さんに聞いたことでした。登って実感しましたが、南沢山のことをギュッと要約してもらえたような説明でした。

写真で振り返る山行

登ったのは全国的な大寒波から2日後の快晴の日。せいなの森キャンプ場の登山口から南沢山、横川山の2座をピストン。約5時間半の山行でした。

登山口(せいなの森キャンプ場の駐車場)→ 南沢山 → 横川山 →南沢山 →登山口

天気:晴れ(大寒波の日から2日後、てんきとくらすの登山指数はA)
総山行時間:約5時間30分

▼登山口(せいなの森キャンプ場の駐車場)

10台くらい停められる駐車場。この日も10台くらいが停まっていました。

駐車場がそのまま登山口になっています。南沢山までは3.3km。看板にもある通り、南沢山から縦走して、こちらも阿智セブンサミットの一座である富士見台へ行くこともできます。今回は行きませんでした。

登山道は分かりづらい分岐点もなく、ほぼ一本道。ほんとに時々、急傾斜がでてくるものの、ほとんどは緩やかな登りが続きます。
先行の登山者の方々のおかげで、しっかりトレースもできていて6本爪の軽アイゼンでも歩行しやすくなっていました。

山のほとんどが笹で覆われた山でした。
木々に付着した雪が太陽に照らされて輝き、美しかったです。
たまに急登がでてきますが、すぐ終わるような距離です。ただし、雪で滑りやすくなっているので注意して歩を進めます。
男2人の山行ですが、こういうの描きます。。。
登り始めてから約1時間40分で中間点にに到着。慣れない雪道を歩いているので、わりと疲れます。
こまめなエネルギー補給も大切。

中間点を越えてからは標高が高くなってきたからか、霧氷がみられるようになってきました。青空と相まって、見上げた景色のなんと美しいことか。

それからまた1時間ほど進むと、ふっと景色が開けて南沢山の山頂に到着します。この山はここからが本番! 南沢山から横川山に向かいますが、その道中はもう絶景つづき!

小ぶりではありますが “アイスモンスター” もいました。
南沢山の山頂から約35分。横川山の山頂に到着です。

雪山というと一面白銀の世界というのを想像していましたが、この山のように白銀と緑のコントラストが混じった景色も、まるで夏山に雪が降ったかのようで面白かったです。

冷えた身体は昼神温泉でとろけるように温まれます

南沢山の登山口から車で約15分ほどの場所には昼神温泉郷があります。美肌効果の高いトロットロのお湯で、冷えた身体もとろけるように温めることができます。

ちなみに、僕が行ったのは「湯ったりーな 昼神」という温泉施設。入浴料金 大人620円というお値打ち価格も嬉しい温泉です。食事処もあるのでお腹も満たせます。

湯ったりーな 昼神 公式Webサイト:http://yu-tari.com/

まとめ(雪山登山初心者にはやっぱりオススメできる山)

聞いていたとおり、雪山登山の初心者にとっても登りやすい山で、登りやすさだけではなく、ちゃんと景色も楽しめる山でした。

自分としても初めての冬山で、ちょっと怖さもありましたが、夏山とは全く違った景色と歩くときの感覚がちゃんと「冬山もいいな!」と思えるものでした。そう思えたのも、初心者にも登りやすい南沢山が初めての冬山だったからだと思います。

良き山旅でした!

なお、今回の冬山登山で使用した登山道具については別記事にまとめています。よければそちらもご覧ください。

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