昔むかーしのフィルム。たぶん20年以上前のもの。期限切れだからって捨ててしまうのはもったいなくて。期限がきれていたって、たぶん思い通りの色がでないだろって、それでも、そんな思い通りじゃない写真になるのが「味」っていうものなんでしょう。(たぶん・・・)
今回使ったフィルム(FUJICHROME PROVIA 400F)
今回使用したのはFUJICHROME PROVIA 400F。すでに廃盤となっているポジフィルム(リバーサルフィルム)です。
世界最高水準の粒状性とシャープネスを持ち、ISO100フィルムクラスの鮮やかな色再現と階調バランスが特長とのこと。(FUJIFILM DATA SHEETより)
撮った写真たち(作例)
まずはいったん撮影結果をどうぞ。
明かな退色感は否めませんね。。ただ、普通に撮影していては得られない色味(マジックアワー感?)になっていて、これはこれで面白いのではないでしょうか。個人的には工事現場や雫の写真はけっこう気に入っています。
現像はフォトカノンさんで
今回、現像を依頼したのはフォトカノンさん。
東京のお店ですが、フィルムの現像・プリントやデータ作成を郵送でも受付していただけます。
フィルム郵送プリントのオーダーフォームに必要事項を入力し送信したら、フィルムを郵送します。僕は、こんな風にプチプチにフィルムを包んで封筒に入れて郵送しました。
郵送から約2週間程度で現像されたデータが送られてきました。
今回、僕はフィルムの現像&データ作成の依頼をしました。が・・・
たまたまのサービスだったのかもしれませんが、プリントサンプルも数枚つけていただきました。「多くの方に写真やプリントの魅力を伝えられるようにフォトカノンは日々オープンしています。」とWebサイトにも記載がありますが、こういったちょっとしたプレゼントからもお店の想いって伝わってきます。
フォトカノンさんのWebサイトではプリントの作例を公開していらっしゃいますので、フォトカノンさんに依頼したらどんな仕上がりになるのかの参考にすることができます。(いい写真ばかりなので、純粋にフィルム写真の参考にもなります。)
まとめ(20年前のフィルムはかなり色あせてたけど・・・)
20年くらい前のフィルムを使うとどんな仕上がりになるのかは作例を見ていただいたとおりで、これらの写真が良いか悪いかみたいなところは、見ていただいた皆さんの主観に委ねます。が、こうして実験的なことで生まれてくる表現自体は楽しいなと思った次第でした。