低山とは思えない絶景! 奇岩の山 滋賀県・金勝アルプス!

Travel

滋賀県大津市と栗東市の境にある奇岩・奇石が特徴的な山、金勝(こんぜ)アルプスに登ってきました。
北アルプスの燕岳にも似た雰囲気で、低山ながらも絶景! 登山道は緩やかな登りでありながら、ロープや鎖場などの変化も満載。こんなにお買い得な低山があったんだと驚きました!

今回の登山ルート

金勝アルプスの登山ルートはとっても豊富です。今回は、駐車場から天狗岩まで時計回りに登る代表的なルートを行きました。

栗東市観光協会Webサイトより(https://www.ritto-kanko.com/konzeyama/
駐車場(桐生若人の広場)→落ヶ滝→落ヶ滝線→天狗岩→耳岩→天狗岩線→天狗岩線(尾根ルート)→オランダえん堤→駐車場

天気:晴れ(12月 風強め)
総山行時間:約03:50

▼駐車場はこちら
駐車料金は普通車で700円/日です。

写真で振り返る山行

駐車場を北側に奥へ進むと登山道開始。最初は舗装された道を行きます。
分岐点を落ヶ滝方面へ進みます。
山道になりますが、凸凹しておらず、とても歩きやすい。
渡渉ポイントもあります。ちょっとした所ですが、雨上がりの日だと増水して渡り辛そうです。
登山開始から30分ほどで落ヶ滝に到着です。
スパッと割ったような花崗岩を滴り落ちる滝の様子が見ものです。小ぶりながらも感動しますよ。
来た道を分岐点まで少し戻り、落ヶ滝線を行くと間もなく「コールポイントO-2」。
ここからは景色も開けてきます。
ほとんどが安定した道を歩きますが、時おり、岩をよじ登るような場所も出てきます。
この日は寒くて、氷ついているポイントもあったのでスリップには注意しました。(アイゼンなどをつける必要はありませんでした。)
落ヶ滝線の急登を越えると尾根ゾーンにつきます。ここからはどんどん歩きやすくなります。
天狗岩が見えてきました。
ここから奇岩・奇石も増えてきます。
景色も一気にダイナミックになります。大津市と琵琶湖の奥には雄大な比叡山が見えます。
この日はトレイルランニングの大会も行われていました。登山道も安定しているのでトレランもしやすい山だと思います。
天狗岩が近づいてきました。
樹林帯を抜けると天狗岩です。
岩場をよじ登ります。
天狗岩。間近の写真だとスケール感が伝わりづらいかと思いますが…
離れてみるとこんな感じです。
岩がごつごつした景色は、なんとも雄々しいです。
天狗岩からの景色。岩付近ではスラックラインを楽しんでいる人もいました。

天狗岩からの景色を堪能したら天狗岩線(尾根ルート)をぐるっと回って一気に下りました。
とても歩きやすい緩やかな登山道を40分ほど歩いたと思ったら、ひょいッといきなり舗装された道に出ます。

最後にオランダえん堤を見て、今回の山行はフィニッシュ。

夏は山行後にここで水浴びするととても気持ちよさそう。

まとめ(お手軽ながらも絶景を楽しめる名山)

金勝アルプスの天狗岩までは標高約530mほど。かなりの低山で、いわゆるご当地アルプスと言われる山です。しかし、低山だからと侮るなかれ。ほとんどが緩やかな登りと安定した登山道でありながらも時おりロープや鎖場などの変化も満載。山頂付近からは、琵琶湖と大津市の街並み、遠くに比叡山という絶景も一望できます。

こんなにお手軽に、バラエティ豊かな山行と絶景を楽しめる低山があるのかと驚きました。
道も歩きやすくて景色も楽しめるので、登山初心者の方にも胸を張ってオススメできる名山だと感じました。

まだ登ったことのない人、ぜひ登ってみてほしいです。
こんな山が家の近くにあったら毎週登りに行ってしまいそうです。笑

タイトルとURLをコピーしました