【絶景】乗鞍岳でご来光を望む登山旅での服装と持ち物

乗鞍岳からのご来光 Travel

標高約3000メートル。眼下に広がる雲海から、あたりを赤く染めながらすーっと昇る朝日を眺める。こんな感動的な景色に出会うことができた乗鞍岳登山の話。

写真で振り返る乗鞍岳

アクセス方法

乗鞍岳へは岐阜県側(乗鞍スカイライン)と長野県側(乗鞍エコーライン)からアクセスすることができ、どちらのルートも山頂付近へはシャトルバスに乗り換える必要があります。自然保護の観点から、自家用車での登頂が禁止されているんですね。ちなみに、自動車はダメですが自転車での通行は認められていて、ヒルクライムツーリングをするロードバイカーも多く見かけました。

今回は岐阜県・高山市側から山頂へ向かいました。
麓の「ほおのき平駐車場」に自家用車を停めて、専用シャトルバスに乗り換えて山頂付近の乗鞍岳畳平を目指します。
駐車場料金は無料。大人ひとりのシャトルバス運賃は往復2,500円(ご来光バスの場合はプラス300円)です。年中運行しているわけではなく、5月~10月末まで(ご来光バスは7月~9月まで)の期間限定なので注意が必要です。
詳しいアクセス情報や営業情報は乗鞍スカイラインの公式Webサイトを確認してください。

▼ ほおのき平駐車場の場所

乗車したシャトルバス(濃飛バス) 予約は不要です!
バスの乗降車場の乗鞍岳畳平(山頂付近)

服装や持ち物など

服装について

バスを降りてすぐ近くにあるお花畑を散策するくらいであれば、整備された木道を歩くだけなのでスニーカーなどの軽装で大丈夫だと思いますが、奥にある剣ヶ峰の登頂も楽しみたいのであれば、登山靴をはじめとした登山に適した服装を強くオススメします。

また、標高は約3000メートル。平地との気温差は約18℃低くなります。さらに場所によっては風も強く吹きます。平地では暑くて風が穏やかな日でも、あたたくて防風対策の効くアウターを持参した方が良いと思います。

ご来光を見に行く場合は、防寒対策は必須です。日が昇っていない間の山はものすごく冷えていて、自分たちもじっと待つ時間が多くなるので、かなり寒さを感じることになります。
僕が行った日は平地では30℃を超える日でしたが、防風/防寒の効いた登山用長ズボンにウールのインナーと化繊の登山用アウター、そして手袋を着用していました。それでも、日の出を待つ間はとても寒かったです。

持ち物について

持って行った方が良いものとして、ある程度の現金はあった方がいいです。クレジットや電子マネーが使えない山小屋などあるので、現金を持っていないと、ご飯を食べたくても食べられないなんてこともあります。

また、僕は登山目的だったので、30Lのザックにクッカーやカメラ、食料やお菓子などを入れて持っていきました。

昼食に食べたカップそばとコンビニのおにぎり。絶景を見ながらだと普段の3倍は美味しく感じます。
行動食には干し芋もオススメ。栄養価が高くて、なにせ美味しい!

最後は温泉で疲れを癒そう

下山後は温泉で疲れを癒すのもオススメです!
今回は近くの平湯温泉にある「ひらゆの森」に行きました。「温泉浴と森林浴」というキャッチフレーズを掲げているとおり、トロトロのお湯と木々に囲まれた露天風呂がとても気持ちの良い温泉でした。
湯舟でほてった体を、露天スペースに寝転がりながら森林浴で冷ますのはとても幸せでした。
値段も大人600円とお手頃なのも嬉しいポイントでした。

▼ひらゆの森の場所(ほうのき平駐車場から車で約10分)

ひらゆの森の公式サイトはこちら

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