まるで海外!?カレンフェルトが広がる霊仙山

Travel

11月下旬。これまで気になっていた、鈴鹿山脈最北に位置する霊仙山(1,094m)を登ってきました。

山頂はまるでニュージーランドのような(映画ロードオブザリングで見たような)カレンフェルトの景色が広大にひろがっていました。大パノラマを前にひたすら「かっこいい」「絶景やなー」を繰り返した今回の山行を、写真や周辺のグルメ・温泉情報も添えて紹介します。

登山ルート(落合登山口→山頂→今畑登山口)

今回は落合登山口から登頂しました。登頂開始から下山までの大まかなルートはこんな感じです。

落合登山口→汗ふき峠→経塚山→霊仙山山頂→霊仙山最高点→笹峠→今畑登山口

初心者には榑ケ畑登山口がオススメだと聞いていたのですが、林道の通行止めにより、車は醒ヶ井養鱒場までしか行けなくなっています。養鱒場の駐車場から登山口までは約3.8km。登山開始前の準備運動としてはなかなかハード…
ということで、今回は落合登山口に車を停め、山頂を目指し、今畑登山口に降りてくるルートとしました。(榑ケ畑登山口までの林道通行止めは当分解除される見込みがないという話も聞くので、今後はこのようなルートが王道になってくるのかな…)

ちなみに落合登山口と今畑登山口は隣接していて、徒歩で10分ないくらいの距離感です。(榑ケ畑登山口からはめちゃくちゃ離れます。徒歩で行けるような距離ではないです。)

▼落合登山口・駐車場付近はこちら(落合神社)

写真で振り返る山行

駐車場を出て落合登山口へ向かいます。
落合登山口。駐車場から徒歩3分くらいの位置です。
序盤はほとんどが舗装された林道。
汗ふき峠を目指します。
だんだんと本格的な山道へ。途中、ちょっとした渡渉ポイントあります。
汗ふき峠手前はかなりの急登エリア。手すりロープが助かります。
ようやく汗ふき峠。ここで榑ケ畑登山道と合流します。
汗ふき峠からは尾根道とちょっといた登りの繰り返し。紅葉がとても気持ち良かったです。
ちょっと一息。行動食には干し芋が美味しい。
5合目の見晴らし台。この時は少しガスっていましたが琵琶湖も一望できます。
5合目を過ぎると、少し傾斜がきつくなってきます。
木々が無くなり、道が開けてきました。7合目まであと少しです。
本格的にカレンフェルトが広がってきました。
展望も良いです!
7合目到着!
広大!
鳶も舞ってます!
8合目のお池には鳥居。
さらに進むとポイズングリーンな池。。。
ようやく経塚山
避難小屋が見えます。
避難小屋とは反対方向に進み、霊仙山山頂を目指します。いったん下ってからの登りが辛い。。。
経塚山から約20分。霊仙山山頂に到着!パノラマビュー!琵琶湖や伊吹山も見えます。
昼食後、霊仙山最高点を目指します。
山頂から10分程で最高点に到着。
景色をほどほどに楽しんだら、今畑ルートで下山します。
このときはまだ、これからの地獄を知りませんでした。
下山開始から程なくしてガレ場が続きます。滑落に気をつけて歩きます。
鹿の屍に驚きます。
平坦なガレ場を抜けると、一気に下ります。傾斜がかなりきつくて危険!足も一気に疲労します。
40分程下り、ようやく笹峠。道が安定してきました。ここからも傾斜は強めですが、先ほどのガレ場に比べるとマシです。
廃村エリアに到着。ゴールはもうすぐ。廃村はどうも不気味ですね。
ようやく下山完了!約6時間ちょっとの山行でした。

下山に使った今畑ルートはかなりの急傾斜が多く、ビギナーレベルの僕にはかなりキツイ道でした。下山には危険を感じるし、登りにはかなり脚力を使うように思います。
登山初心者の方には【落合登山口→山頂→落合登山口】のルートの方がおすすめできます。

おすすめ周辺情報

下山後はお腹いっぱい食べて、温泉でゆっくり疲れをとりたいものです。周辺のグルメ&温泉情報を紹介します。

1.ラーメン(チキン野郎)

鶏白湯のこってりラーメンが美味しいお店。疲れた身体にドロッと濃い味が染みます! 濃い割に脂っぽさががなく、女性にも人気なのだとか。盛り合わせのチャーシューも脂身が少なく絶品です!

2.温泉(極楽湯)

いわゆるスーパー銭湯ですが、「電気の湯」や「塩サウナ」などバラエティ豊富な施設が面白い温泉です。電気でビリビリ身体の凝りをとって、塩サウナでは体に塩を塗りたくって汗と一緒に老廃物を排出しましょう!

まとめ(低山ながらも絶景を楽しめる山)

1,094mという低山ながらも、山頂付近は広大なカレンフェルトの絶景を楽しめる山。ルートにもよりますが、急登も少なく初心者の方にも登りやすいかと思います。(今畑ルートはかなり急なのでご注意を。)

僕のコースタイムは6時間16分(山頂での昼食時間も含む)でした。
YAMAPの登山地図に記載されたコースタイムを見ても合計5時間半ほどになっているので、遅すぎるわけではないかな。

日帰り登山にもオススメできる山ですので、ぜひ絶景を味わいに行ってみてはいかがでしょうか。

今回の山行の様子は動画でもまとめていますので、よければご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました