オススメ!Canon 単焦点レンズ EF40mm2.8 STMが50mmレンズよりも使いやすい件

Photo & Camera

僕が使用しているレンズの一つにCanonの単焦点レンズ「EF40mm2.8 STM」があります。2012年に発売されており、決して新しいレンズではありませんが、日常のスナップや旅行での写真撮影にとても重宝しているので、今回はその使い心地を紹介します。

50mmよりも視野角に近い40mm!

人の目の視野に近い焦点距離として有名な数値はよく「50mm」と言われています。僕自身も50mmの単焦点レンズを使いながら「確かに近いな」と思っていましたが、同時に「でも、ちょっと狭いよね」とも思っていました。人によって視野の範囲というのは異なりますが、50mmが少し狭いと思っている人には、この「40mm」という焦点距離はオススメです。
僕には40mmの方がバッチリと合いました。散歩中のスナップも、その場で見たままに撮れるようになりました。(50mmだと、見ている位置からちょっと後ろへさがって撮影場所を調整したり・・・なんてことが多かったのですが、それが無くなったのは、撮影の瞬発力がかなり向上して嬉しい!)
ズームレンズを持っている方は、いちど50mmと40mmを覗き比べてみてください。どちらの焦点距離が自分の視野角に近いでしょうか?

約130gの圧倒的な軽さ!

「軽さ」は正義! 軽いことで、カメラを持っていても疲れないことはもちろん、持ち出すことの億劫さもなくなります。僕が使っているCanon 6Dmark2(バッテリーなどを含む重量約765g)と合わせても約895g! なんと1kg以下! この軽さが、手にとても馴染みやすいです。

最短撮影距離は30cmでテーブルフォトにもおすすめ!

ご飯を食べるに前に、パチッと一枚撮ることが当たり前になっている昨今には嬉しい最短撮影距離ではないでしょうか。0.3m=30cmって、だいたいテーブルから顔までの距離くらい。最短撮影距離が0.4m以上だと、カメラとテーブルをクイッと離さないと上手く撮れないと思いますが、0.3mという短さであれば、座りながらにして撮ることも可能です。
(お店の中で撮るときは、お店のルールを守ってくださいね。)

安い!

メーカー希望価格は23,000円(税別)となっていますが、中古価格は良品でも15,000円くらいの安さ。撒き餌レンズとも言われるレンズではありますので、かなりの低価格です。

F2.8というのは暗いのか?

このレンズは最小F値が2.8です。Canonの撒き餌レンズとして、このレンズの比較対象として「EF 50mm F1.8 STM」が挙げられます。それと比べると、当たり前ですが暗いです。(明るい 1.8 > 2.8 暗い)
ただ、F1.8まで開放して撮影することはどれだけあるのかと考えたとき、自分の中ではほとんどありませんでした。また、大三元レンズと言われるレンズの最小F値も2.8です。そう考えると、「2.8」という数値は十分な明るさを保持しているのではないかとも思えます。
このあたりは、自身が撮影する対象物やスタイルによると思いますが、個人的には2.8まで開放できれば十分かなと感じています。

作例

最後に作例を紹介します。どれも、明るさや色調整など全く行っていない、JPG撮って出しの写真です。

一本あるととても便利なレンズ。
初心者の人にも手が出しやすい価格と使いやすさで、写真を撮る楽しみも感じられるレンズだと思いますよ。

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