紅葉シーズン到来!秋の撮影を楽しむための6つのオススメテクニック

Photo & Camera

気温がぐっと下がって、秋がくるといよいよ紅葉シーズンの到来です。「今年こそ素晴らしい秋の紅葉写真を!」と意気込みながらも、なかなかお気に入りの写真を撮れないとお悩みの方へ、秋の撮影を楽しむためのオススメテクニックを紹介します。

逆光で色鮮やかな紅葉を撮る

鮮やかにくっきりと撮影しようと思うと順光を思い浮かべる人も多いかと思いますが、順光での紅葉撮影は普通の風景に写ってしまいがち。作品として仕上げるにはちょっと難しいです。

そこでオススメなのが、逆光による透過光での撮影。光の当たっている葉の下に潜り込んで見上げると、光が葉を透って色が鮮やかになっていることがわかります。正面から順光でみるとイマイチな紅葉でも、後ろに回って逆光で見ると透き通った鮮やかな紅葉を楽しむことができます。

雨に濡れた紅葉を撮る

雨が降った後の紅葉は水分を含んでいるぶん、艶やかで鮮やかな表情を見せてくれます。パリッと乾いた雰囲気とは違い、しっとりと落ち着いた紅葉も美しさがありますよ。

白樺の幹も雨に濡れて艶やかです。
枝に雫のしたたりがあるのも、雨あがりならではの様子。

背景で変化をつける

撮影時にはぜひ背景にも気を配ってみてください。背景に変化をつけると、同じ紅葉写真でも雰囲気や作品の意図に大きく変化をつけられます。

背景にお寺の屋根瓦を入れることで、日本らしい和な紅葉写真になりました。
川のエメラルドグリーンと樹木のグリーンの中に、紅一点という感じで紅葉を入れ込みました。

また、暗い背景に紅葉を入れると、主題である紅葉をはっきりと写すことができますよ。

水面に写った紅葉を撮る

目の前の紅葉の木を撮るだけでなく、少し視点を変えて、例えば池の水面に映り込んだ紅葉を撮るとどうなるでしょうか。

水面に映り込んだ紅葉をスローシャッターで撮影しました。色味で紅葉感・秋感を演出しながらアブストラクトな作品に仕上げました。

水面の他にも、窓に映り込んだ紅葉を撮るのも面白そうですね。

足元にある秋の発見も楽しむ

木々を見上げるだけではなく、ぜひ足元にも目を向けてみてください。きっと足元にも秋の風景は広がっているはずです。どんぐりや木の葉、芽吹いたばかりの葉などのかわいい被写体が多いのも足元です。ぐっと目を凝らしてみると、新しい発見ができるはずです。

紅葉以外の秋を見つける

モミジや楓の色づきだけではなく、秋を感じられる風景は紅葉景色以外にもあるはずです。自分らしい秋景色も楽しんでみてください。

朝露のついたネコジャラシが朝日に照らされる様子。気温がぐっと下がる秋の朝は草木に露がつきやすくなります。茶色く色づいたネコジャラシが朝露でキラキラとする様子は僕が見つけた秋景色です。

まとめ(写真撮影を通して秋を満喫しよう!)

写真撮影をしていると、普段目を向けていないところにも目が行きやすくなります。目を凝らして秋景色を撮影していると新しい発見もあるかもしれません。いろいろなテクニックを使って、ぜひあなたらしい秋を満喫してみてくださいね。

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