写真を撮った後のデータの保存について、ハードディスクドライブ(HDD)を使うかソリッドステートドライブ(SSD)を使うか。どちらがオススメなのか? という問題。この記事を見ていただいているということは、あなたは今この問題に直面していますね?
今回は、HDDとSSDの特長を紹介しつつ、僕は何を利用しているかを紹介します。
HDDとSSDの特長
HDDは高速で回転する磁気ディスクにデータを読み書きする仕組みに対し、SSDはフラッシュメモリーにデータを読み書きするもの。ディスク回転が無いSSDはHDDに比べると、コンパクトで衝撃にも強く、読み書き速度もHDDに比べて高速です。ただ、HDDに比べるとまだまだ高価という点がSSDのネックなポイントです。
▼HDDとSSDを比較するとこんな感じです。
HDD | SSD | |
---|---|---|
データ読み書き速度 | 遅い | 早い |
耐衝撃性能 | 弱い | 強い |
静音性能 | 読み書き時に動作音あり | 静か |
サイズ | 大きい | 小さい |
価格 | 安価 | 高価 |
外付けは大容量HDD、PC内臓はSSDで
HDDとSSDの特長を踏まえて、僕は外付け(外部ストレージ)に4TB程度の大容量HDDを、PC内臓(内部ストレージ)にはSSD(256GB)という体制にしています。
外部ストレージはあくまで、写真データのバックアップ用に。外出時に持ち運ぶことなく家に据え付けておくことを前提にしておけば、機器のコンパクトさや耐衝撃性能などはあまり気にしなくてよいかと思っています。その代わり、PCの動作(写真編集など)にも影響する内部ストレージには、読み書きが早いSSDを活用しています。
もちろん外付け・内臓ともに大容量のSSDを備えることができれば良いですが、何せお金もかかります。背に腹は代えられませんからね。それぞれの特長を鑑みながら、節約できるところは節約して、このような体制にしています。特別な不便さも感じていないというのが正直なところです。
クラウドサービスでも写真保存
写真のバックアップについてはクラウドサービスも有効です。クラウドであれば、場所を気にせずデータを保存・閲覧できますからね。
ちなみに、僕はAmazon Photosを活用しています。Amazonプライム会員であれば写真データは容量無制限で保存することができるうえ、5GB分のファイルストレージもついているので動画ファイルも保存することが可能です。
HDDやSSDなどでの物理媒体でのバックアップに加えて、クラウドサービスも活用すれば、大切なデータが消えてしまった! という事態の回避に必ず役立ちますのでこちらもオススメです。